『大航海時代 Origin』の戦闘とは、航海中に出会う他艦隊との海戦を意味します。

NPC艦隊だけでなく、他の提督が率いる艦隊との戦闘も可能です。戦闘に勝利すると、報酬を獲得することができます。

航海中に視界に入った船舶を選ぶと、その艦隊の簡単な情報が分かる観察モードに切り替わります。ここで得た情報を基に、[戦闘]メニューから宣戦布告することができます。

① 宣戦布告：交渉、戦闘、追跡など、敵艦隊への敵対命令を選べます。

② 友軍艦隊情報：友軍艦隊の物資情報を確認できます。

③ 敵艦隊情報：敵艦隊の情報と勝敗を予測できます。

④ 距離および方向：観察中の艦隊までの現在の距離と方向を表示します。

観察モードで敵艦隊情報の横に表示された周辺艦隊リストを開くと、観察対象を入れ替えることができます。艦隊がひしめく海域において、見たい艦隊を選ぶ時に役に立つ機能です。

攻撃された側は、戦闘、逃走、降参、交渉などの対応方法を選ぶことができます。

この時、相手の交渉内容によっては降参後にこれを受け入れるかどうかを選択し、相手が逃走した場合は追跡するかを再度選択します。

交戦に応じた時、または交渉中に利害の衝突があった時に戦闘が発生します。

実際の戦闘は、戦闘が勃発した海域の特徴を持つ戦闘マップに移動し、ターン方式で行われます。

戦闘が始まると、乗船中の航海士が持つ戦闘関連効果が適用されます。各効果の威力は、同じ効果を持つ仲間が多く同船しているほど強くなります。

適用される効果は[メニュー] - [船舶]、[メニュー] - [艦隊]で確認できます。

戦闘海域UI
海域の特徴により地形属性、浮遊物などの移動に制限を与える様々な状況が発生します。 

戦闘マップは六角形のタイルで構成されており、1つのタイルは6つのタイルに接しています。

友軍艦隊と敵艦隊が一定距離で対峙した状態で始まり、機動力に応じてターンごとに順序が決まります。画面トップで今回のターンと次のターンの行動順序を一部確認できます。

一手やり直し：1ターンやり直しまたは1手やり直しを選べます。それぞれ通貨を消費し、挑戦モードなどの一部モードでは使用できません。

ターン進行状況：機動力を基に、現在のターンと次のターンの行動順序を予測できます。肖像画を選択すると、船舶情報を確認できます。

 

戦闘開始時、戦闘目標を確認できます。戦闘中に[任務]の形のアイコンを通じて、この戦闘で達成できる目標を確認できます。

戦闘目標：勝利条件と敗北条件、戦闘の追加目標を確認できます。追加目標を達成すると「月間課題 - 優れた戦略家」も一緒に達成します。

 

この他にも戦闘マップで表示されるポップアップから、戦闘勃発海域の特徴といった有益な情報を得ることができます。

これらの情報は船舶がタイルの上を通った時、または船舶がタイル上にある時に、毎ターン船舶に直接的な影響を及ぼすため、いかに活用するかが勝敗にも影響を及ぼします。

戦闘速度の調節、戦闘指揮の委任ができます。

クイックスキル

クイックスキルは [船舶] – [戦闘スキル]で船舶別に戦闘で使用しようとするスキルを最大4個まで登録できる機能です。

登録されたクイックスキルは戦闘画面の右下に表示され、アイコンを選択することですぐに使用することができます。

船舶入れ替えの時にクイックスキルは初期化され、配置設定でクイックスキルもセーブすることができます。

行動命令と挟撃

毎ターン、友軍船舶の順番でスキルや道具の使用、行動終了などの様々な戦闘行動が可能です。

船舶および航海士の特性によってプラスになる特性や、敵との相性の良し悪しもあります。毎ターン、毎攻撃、最適な選択をすることが重要です。

行動 メニュー	説明
	資源を消費して砲撃、白兵、衝突、決闘など各種攻撃および防御スキルを使用（※ 船舶の特性によって砲撃、白兵など特定の攻撃方式に特化しています。）
	戦闘に必要な道具、または問題解決のための道具を使用
	当該船舶の行動終了。任意の位置で船舶を待機させる

戦闘中に砲撃、白兵、衝突、決闘などの戦闘行動で敵船舶と直接交戦し、

1.船の耐久度を0にした場合

2.艦船の船員数を0にした場合

3.敵の船長との1：1決闘に勝利した場合

敵船舶が沈没し、敵の船舶を全て沈没させると戦闘勝利となります。

 

また、砲撃と白兵による攻撃時に、敵船舶に同形態の攻撃を仕掛けられる友軍の船舶が範囲内にあり、その友軍が当ターンで行動前であれば、挟撃が発動します。

挟撃が発動すると、友軍船舶と同時に攻撃し追加ダメージを与えることができます。

挟撃を活用することにより、1つの船舶が1回の攻撃では倒せない相手を一発で沈没させることができ、比較的強い相手でも効率的な戦闘が可能となります。

タイルの種類

タイルの色によって、今回のターンにある船舶が取りうる行動を予め把握することができます。

それぞれの情報が簡潔に表示されるので、移動や攻撃が可能か素早く把握でき、戦況分析に役立つでしょう。

自身のターンで最終攻撃命令、または待機命令を選択するまでは任意のタイルを選択して移動ルートを計算することができ、各情報を予め把握することができます。

タイルの種類	タイルの特徴	説明
	光る黄色	光る黄色 現在ターンにある船舶を意味します。
	光る緑色	移動後の船舶の位置を表示、または攻撃可能なおすすめのルートを表示しています。
	光る赤色	攻撃可能な敵船舶を意味します。
	薄い青色	移動可能な領域を意味します。
	薄い赤色	行動中の船舶の周囲で攻撃可能な領域を意味します。

『大航海時代 Origin』には、西洋、東洋、特殊など様々なコンセプトの船舶が登場します。

船舶は大きく分けて3つのアイコンで特徴を見分けられます。

まず、全ての船舶にはそれぞれ特定のコンテンツに特化した主力分野があります。

赤い双剣のアイコンは戦闘、青い望遠鏡のアイコンは冒険、緑の天秤のアイコンは交易に特化した船舶を意味します。

船舶に表記された攻撃アイコンでも区別できます。衝突攻撃に特化した突撃船、遠距離砲撃に特化した砲撃船、近接白兵戦に特化した白兵船に分けられます。

この3つの特性は単純に特化した攻撃型を示しているだけでなく、互いに相性の良し悪しがあります。

突撃船は白兵船に強く、白兵船は砲撃船に強く、砲撃船は突撃船に強いです。

この3つの船舶の他に支援船と呼ばれる上記相性の影響を受けない支援特性を持つ船舶がもう一種類存在します。

海上戦の開始前に艦隊を編成する必要があります。艦隊管理は[メニュー] - [艦隊]から可能です。

艦隊の陣形や配置を変更でき、陣形効果、行動順序などが表示されます。編成した艦隊の全体スキルと効果、乗船中の航海士が持つ専門知識と言語情報を確認できます。

船団LVによって配置できる船舶数が増えます。基本陣形に加え、特殊通貨を消費して陣形を習得することもできます。陣形により、前列、中列、後列の効果は異なります。

艦隊の修理と保有した船員の再配置が可能です。

航海中はアイテムを使った緊急修理のみ可能で、船舶の配置や入れ替えは都市停泊中のみ可能です。

右側の艦隊情報で任意の船舶を選択すると、船舶の詳細情報と船長および航海士の情報を確認できます。

都市に停泊中の場合は、船舶選択後に解除または入れ替えを押せば艦隊の再配置が可能です。入れ替え時には、両船舶に乗船中の船長と航海士だけでなく、積載物も移動します。

ただし1番艦は提督が直接乗船する旗艦であるため、旗艦を入れ替えても提督は常に旗艦に残ります。

都市補給

都市停泊時、船員募集は[宿屋]、船舶の修理は[造船所]で行うことができます。

また、[出港所]では出港直前に航海に必要な基本物資や船舶の修理、船員を簡易補給することができます。

水と食料は航海の必須物資で、毎日一定量を消費します。水と食料が不足すると戦闘中に毎ターン士気が落ち、この状況が続くと友軍が戦線を離脱することもあります。

他にも船舶の修理に必要な資材、砲撃に使う砲弾を補給することもできます。

① 割合設定：各種資材と砲弾、交易品などの積載割合を設定できます。冒険、交易、戦闘で設定された名前と詳しい積載割合を自由に変更し、保存することができます。

② 船倉管理：艦隊の船舶ごとに積載中の交易品と補給品を確認し、船舶間での移動が可能です。

③ 過積載売却：航海中に獲得した戦利品や副産物の積載割合を超過した交易品および資材を売却できます。

④ 直接補給：補給品目および補給率を直接設定できます。

⑤ 自動補給：現在の設定割合に沿って積載量の最大値まで物資を補給します。

提督命令は提督専用のスキルです。

戦闘中は提督が保有した提督命令のうち、戦闘命令のみ使用可能です。旗艦が操作できる状況でのみ使用でき、ターンはカウントされません。

提督命令は士気を消耗し、現在の艦隊の士気は提督の肖像画下のゲージで確認できます。士気は戦闘を繰り返すことで集めることができます。

※ 提督ごとの提督命令については、提督メニューから確認できます。

ログイン中の他のプレイヤーとの対人戦はリアルタイムで行うことができます。対人戦では決闘と道具の使用は不可能となり、一旦戦闘が始まると逃走はできなくなります。

リアルタイム戦闘時には毎ターン基本時間として5秒が与えられます。5秒を超える場合、100秒の追加時間から行動に使用した分の時間が減少します。

追加時間の100秒を全て使用すると自動的に委任状態になり、解除することができません。

対人戦に勝った時には戦闘貨幣を報酬として獲得することができます。敗北時には即時復活ができなくなり、帰港のみ実行可能になります。

船団の悪名数値が高いほど、敗北時にもっと大きな被害を負います。